開発ストーリー
成果報酬型広告(アフィリエイト)は、ボクらが運営するWEBメディアからクライアントLPに送客をし、その後、商品購入やサービス申込といったCVが発生すると報酬が入ってくる仕組みです。 この報酬を膨らませていくためには、大量の見込み客を集めてくる必要があるため、SEO経由だけではなくPPC広告を活用するのも一般化されてきました。
ただ、PPCアフィリエイトではサンクスページにコンバージョンタグを埋め込むことが出来ないため、YDN等のPPC管理画面で確認できるのは送客データのみで、ASPの管理画面と突き合わせをする必要がありました。
PAOMAを開発したきっかけは、弊社スタッフがこの集計に時間がかかり苦労していたからです。特に、スタッフが運用していた案件は、エリア別、男女別、年齢別、そして広告クリエイティブ別に細かくキャンペーンや広告グループを分けて設定する必要がありました。
毎日、PPC管理画面からレポートをダウンロードしてExcelで集計をし、売上や赤字となっている広告クリエイティブやキーワードを把握。このような作業を毎日1時間以上かけて集計していました。さらには、YDNならインフィード、サーチターゲティング、リターゲティングといった様々な配信手段を使っていたので、それら効果の良し悪しを判断するためにも多大な時間を要し、日々混乱しながら何とかやってきました。
それでも、YDNのみで毎月1000件以上の成果をあげてこれましたが、この集計方法や分析時間には常に疑問を抱いていて、 集計に掛かる時間を減らすことができたら、もっと件数も利益も積めたのでは? と強く思うようになりました。
しかしながら、ボクが知っている限りこのような『集計や分析を容易にする』商品は提供されていません。それならば自分らで作ってしまおう!と思い、PAOMAを開発したのが経緯となります。このように、PAOMAは自社用の広告管理システムとして使ってきたのですが、同業の知人でPPCアフィリエイトのみで月商億を稼ぐ方にPAOMAの話をしたところ、 強く興味を持って頂いたことで、他社への導入および販売をする流れとなりました。
また、PPCセミナーでも有名な『Dial株式会社』の甲斐社長が提唱する【ABCD分析】もPAOMAの分析機能として導入させて貰いました。
YSSであればどのキーワードでCVしたのか?YDNであればどの広告クリエイティブや配信面でCVしたのか? といった取得困難なデータを瞬時に掴み、ライバルよりも有利な運用をしてください!
※2017年4月20日現在ベータ版